「がんばリーリエが1200万円から200万円に暴落した」——こんなニュースを目にして、驚いた方も多いのではないでしょうか。
2020年から続いたポケカバブルは、2023年6月をピークに崩壊。一部のカードは最高値から10分の1以下にまで下落し、「もうポケカは終わった」という声も聞こえてきます。
でも、本当に終わったのでしょうか?
実は、プレイヤー人口は過去最大規模に増加中。2026年にはポケモンカード30周年を迎えます。投資としての価値は下がったものの、ゲームとしてのブームは今なお継続しています。
この記事では、ポケカバブルが崩壊した5つの原因、暴落したカードのランキングTOP10、さらに今後再び高騰する可能性があるカードや「今売るべきか、寝かせるべきか」の判断基準まで網羅的にお伝えします。
暴落はピンチに見えますが、実は「安く仕込むチャンス」でもあります。この記事を読めば、30周年に向けて今買うべき狙い目カードと、偽物を掴まされないための安全で賢い入手ルートまで分かります。損をしたくない方はぜひ最後までご覧ください。
ポケカバブルとは?崩壊の時期はいつ?
ポケカバブルとは、ポケモンカードのレアカードが実態以上の価格に高騰し、その後急落した現象のこと。2023年6月をピークに崩壊し、多くのカードが半額以下にまで下落しました。
実は当サイトでも、バブル期に「本当にこの値段が続くのか?」と疑問に感じていました。結果的に、その違和感は正しかったわけです。ここからは、なぜバブルが発生し、なぜ崩壊したのかを時系列で見ていきます。
ポケカバブルの定義と3回の歴史
ポケカ市場では、これまで3回のバブルが発生しています。
【1回目】2017年〜2018年:サンムーン期
ポケカ新シリーズ「サンムーン」が始動し、人気キャラクター「リーリエ」が登場。はじめしゃちょーをはじめとするYouTuberが動画で紹介し、広瀬すずのCM出演で認知度が急上昇しました。
この時期は主にプレイヤー需要が中心。「シロナ」などの強いカードが3,000円以上で取引されていました。
【2回目】2020年〜2021年:コロナ禍の巣ごもり需要
外出自粛で自宅で楽しめる趣味として人気が爆発。「シャイニースターV」発売でマリィSRが高騰し、「イーブイヒーローズ」ではブラッキーVMAX SAが20万円を超えました。
PSA鑑定の普及でコレクター需要が急増。この2回目のバブルから、コレクター需要による高騰が本格化します。
【3回目】2023年:転売ヤー増加とピーク到達
新シリーズ「スカーレット&バイオレット」が始動。ミモザSAR、ナンジャモSARが初動から高騰し、転売ヤーや投資家が大量参入しました。
「ポケモンカード151」発売時が最大のピーク。がんばリーリエは最高3,980,000円という異常な価格に達しました。
2023年6月をピークに崩壊した理由の概要
2023年6月〜7月をピークに、ポケカの価格は急落を始めます。
がんばリーリエSRは2023年6月初旬に約1,200万円の価格がついていましたが、6月下旬には約800万円に急落。その後も下落を続け、2024年4月には約200万円まで下がりました。約1,000万円もの暴落です。
崩壊の引き金となったのは、複数の要因が重なったこと。再販増加・転売ヤー撤退・偽物問題が主な原因です。
暴落は2024年6月頃に底打ちし、2025年8月のMEGAシリーズ発売以降はやや回復傾向。ただし、バブル時のような価格には戻っていません。
押さえておきたいポイント
- ポケカバブルは3回発生している
- 今回は3回目のバブルの終焉
- プレイヤー人口は増加しており、ブーム自体は終わっていない
なぜポケカは暴落した?バブル崩壊の5つの理由
ポケカバブルが崩壊した原因は1つではありません。複数の要因が連鎖的に作用し、価格の急落を招きました。
株式会社ポケモンの生産量増加と再販による希少性低下
最も大きな要因は、供給量の大幅な増加です。
2021年以降、株式会社ポケモンはポケカの生産量を拡大。過去に品薄だったパックの再販も実施しました。
象徴的だったのが「シャイニートレジャーex」。2023年12月に発売されたこのパックは、継続的な再販によって想定以上の量が市場に出回りました。その結果、パックの価格が定価を下回るという事態が発生。
2024年以降はコンビニでもパックが買えるようになり、「買えない」という状況は解消されました。しかし、それは同時に希少性の低下を意味します。
正直なところ、コンビニで普通にパックが買えるようになった瞬間、「あ、バブルは終わるな」と確信しました。希少性こそが価格を支えていたのだから、当然の帰結です。
カードの価値は需要と供給のバランスで決まります。供給が増えれば、当然価格は下がるのです。
投資家・転売ヤーの一斉撤退
2番目の要因は、投機目的でカードを買い占めていた層の撤退です。
バブル期には、カードを資産として保有する投資家や、パックを買い占めて高値で転売する転売ヤーが大量に参入していました。彼らはレアカードを買い占めることで、市場価格を吊り上げていました。
しかし、再販増加で価格下落の兆候が見え始めると、彼らは一斉に「売り」に転じます。保有していたカードを売却すると、市場に流通するカードが急増。供給過多になった結果、価格競争が起き、さらに値段が下がる——という悪循環に陥りました。
PSA偽造・再シュリンク詐欺の多発
3番目の要因は、偽物問題による市場の信頼低下です。
PSAとは、トレーディングカードの真贋鑑定とグレーディングを行う会社。PSA10(最高評価)の鑑定がついたカードは、通常の2〜10倍の価格で取引されることもあります。
しかし、このPSA鑑定品の偽物が出回り始めました。偽造ケースに偽のラベルを貼り、高額で販売する詐欺が発生。購入者がPSA公式サイトで番号を照合すると、情報が一致しないケースが報告されています。
また、再シュリンク問題も深刻でした。未開封BOXのシュリンク(フィルム)を一度剥がし、中身をすり替えてから再度フィルムを巻き直す手口です。見た目は未開封に見えるため、被害者が続出しました。
当サイトでも偽物の報告は何度も目にしており、読者の方から「これは本物ですか?」という相談をいただくこともあります。それほど市場に不信感が広がっているのが現実です。
偽物を見分けるポイント
- カード表面の光沢が本物と異なる
- 紙の厚みに違和感がある
- PSAケースの番号を公式サイトで照合する
- 個人売買より法人運営ショップで購入する
詐欺・窃盗の多発で新規参入が減少
4番目の要因は、犯罪リスクの高まりによる市場縮小です。
ポケカバブル期には、高額カードを狙った詐欺や窃盗が多発しました。フリマアプリでの未発送トラブル、SNS経由の詐欺取引、カードショップでの万引き・強盗事件、すり替え詐欺——。
これらの報道が広がり、「ポケカ=危ない」というイメージが定着。ライト層や投資目的の新規参入者が市場から離れていきました。
ワンピースカードなど他トレカへの関心移動
5番目の要因は、競合するトレカへの資金流出です。
暴落した今だからこそ、無料ポイントを使って人気カードを低リスクで狙えるオリパが注目されています。詳しくはおすすめオリパ比較表をご覧ください。
ポケカバブルの終盤、ワンピースカードやドラゴンボールカードなど、他のトレカが注目を集め始めました。特にワンピースカードはコミックパラレルなどの高額カードが登場し、転売ヤーや投資家の資金がポケカから移動。
投資マネーが分散したことで、ポケカ市場の取引量が減少し、価格維持が難しくなりました。
暴落の構造
再販増加 → 投資家撤退 → 偽物問題 → 新規減少 → 資金流出
この負の連鎖によって、ポケカバブルは崩壊しました。
【価格データ】暴落したポケカランキングTOP10
実際にどのカードがいくら暴落したのか、具体的なデータで確認していきましょう。
女の子サポートカードが特に大暴落した理由
暴落ランキングを見ると、女の子キャラクターのサポートカードが上位を占めています。
女の子カードはコレクター需要が非常に高く、バブル期には実用性に関係なく価格が跳ね上がりました。イラストの可愛さやキャラクター人気で価格が決まるため、投機対象になりやすかったのです。
一方、プレイヤー需要のあるカード(プライムキャッチャー、大地の器など)は、大会で使用されるため安定した需要があり、価格は横ばい〜上昇傾向。
つまり、コレクター需要だけで価格が上がっていたカードほど、暴落幅が大きいという傾向があります。
暴落カードランキング(価格推移付き)
| 順位 | カード名 | 収録パック | 最高値 | 暴落後 | 下落額 | 下落率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | がんばリーリエSR | GXバトルブースト | 約1,200万円 | 約200万円 | 約-1,000万円 | -83% |
| 2 | 帽子リーリエSR | コレクションムーン | 約470万円 | 約50万円 | 約-420万円 | -89% |
| 3 | アセロラSR | 新たなる試練の向こう | 約380万円 | 約53万円 | 約-327万円 | -86% |
| 4 | ブラッキーVMAX SA | イーブイヒーローズ | 約48万円 | 約22.4万円 | 約-25.6万円 | -53% |
| 5 | ナンジャモSAR | クレイバースト | 約25万円 | 約4.4万円 | 約-20.6万円 | -82% |
| 6 | かんこうきゃくSR | タッグオールスターズ | 約27.3万円 | 約14.3万円 | 約-13万円 | -48% |
| 7 | エリカのおもてなしSR | タッグオールスターズ | 約19.3万円 | 約9.86万円 | 約-9.4万円 | -49% |
| 8 | ルギアV SA | パラダイムトリガー | 約9万円 | 約3.7万円 | 約-5.3万円 | -59% |
| 9 | カイSR | ロストアビス | 約4.4万円 | 約0.75万円 | 約-3.65万円 | -83% |
| 10 | ポケモンカード151(BOX) | – | 約2.5万円 | 約1万円 | 約-1.5万円 | -60% |
※価格は執筆時点(2026年2月)の相場です。変動する可能性があります。
注目すべき数字
- がんばリーリエは約1,000万円の暴落。トレカ史上最大級の下落幅
- ポケモンカード151のBOXも半額以下に
これらのカードを高値で購入してしまった方は、現在かなりの含み損を抱えている状態です。ただし、2026年30周年で再び価格が上昇する可能性もあるため、慌てて売却するかは慎重に判断する必要があります。
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ポケカバブル再来はある?今後の価格予測【2026年30周年】
「暴落してしまったけど、また上がるの?」——多くの方が気になるこの問い。2026年の30周年を節目に再高騰する可能性はあります。
2026年30周年に再高騰の可能性
ポケモンカードは2026年10月に30周年を迎えます。
過去を振り返ると、25周年(2021年)には以下のような盛り上がりがありました。
- 「25th ANNIVERSARY COLLECTION」発売
- 「25th ANNIVERSARY GOLDEN BOX」発売(受注生産)
- 記念イベントの開催
特に「25th ANNIVERSARY GOLDEN BOX」は、25周年限定かつ受注生産だったため、現在でも高額で取引されています。
30周年でも同様の記念商品やイベントが企画される可能性が高く、ポケカ市場が再び活性化することが予想されます。
個人的には、30周年で「バブル再来」とまではいかなくても、記念商品の限定性による一時的な盛り上がりは確実にあると見ています。ただし、2023年のバブルが再販増加で崩壊したように、30周年記念パックも大量生産されれば同じことが起きる可能性はあります。限定品・受注生産品に絞って狙うのが賢明です。
また、2025年には新作ゲーム「ポケモンレジェンズ Z-A」の発売が予定されています。ゲームの新作発売はポケカの新シリーズ始動と重なることが多く、新シリーズ+30周年という強力な組み合わせになる可能性があります。
今後高騰しそうなカードの特徴
どのようなカードが今後高騰する可能性があるのでしょうか。
1. 限定BOX・プロモカード
ポケモンセンター限定BOX、イベント配布プロモ、受注生産品——これらは再販の可能性が低いため、時間が経つほど希少性が増します。
2. 定番人気ポケモンのカード
ピカチュウ、リザードン、イーブイ進化系(ブラッキー、ニンフィアなど)、伝説・幻ポケモン——特にピカチュウとリザードンは安定した人気があり、暴落後も比較的価格を維持しています。
3. MUR(メガウルトラレア)
2025年8月に始まったMEGAシリーズで導入された新しいレアリティ。封入率が30BOXに1枚程度と言われており、流通量が少ないため高額化しやすい傾向があります。
ピカチュウバブル到来の噂
一部では「ピカチュウバブルが到来している」という声もあります。実際、ピカチュウ関連のカードは2023年以降も価格が上昇しているものが多いです。
| カード | 暴落後の動き |
|---|---|
| マックのピカチュウ(2025年配布) | 6,000円前後で取引 |
| コロコロ付録ピカチュウVMAX | 1,000円→3,000円前後に高騰 |
| お誕生日ピカチュウ25th | 5,000円→40,000円前後に高騰 |
| 25thコレクション収録ピカチュウ | 300円〜700円→1,500円〜4,000円に高騰 |
ピカチュウはポケモンの顔であり、コレクター需要が安定しています。「ポケカバブル崩壊」と言われる中でも、ピカチュウ関連は別の動きをしている点は注目に値します。
ピカチュウ関連カードは今後も価格上昇が見込まれます。初回無料のオリパなら、リスクゼロでピカチュウカードを狙うことも可能です。気になる方はおすすめオリパ比較表をチェックしてみてください。
暴落中の今こそ「低リスク」で人気カードを狙えるチャンス?
ここまで見てきた通り、暴落幅が大きいカードほど今の相場は「底値圏」にあります。投資家にとっては痛手ですが、これからカードを集めたい人にとっては絶好のチャンスです。
実はオリパ市場も暴落の恩恵を受けていて、バブル期には絶対に当たり枠に入らなかったカードが封入されるようになりました。これは運営者として各サイトを定期的にチェックしているからこそ分かる変化です。
特に最近注目されているのが、スマホで引ける「オンラインオリパ」です。正直なところ、運営者として各オリパサイトを調査した結果、暴落後の現在は以下のようなメリットがあることが分かりました。
- 【還元率が高い】
相場が下がった分、還元率が高いオリパ(当たりやすいオリパ)が増えている。 - 【無料ポイント】
初回登録で無料ポイントがもらえるサービスが多く、リスクゼロで試せる。 - 【PSA10が狙える】
自分で鑑定に出す手間なく、すでに鑑定済みの美品が当たる。
「30周年の高騰を見越して、今のうちに資金をかけずにレアカードを確保しておきたい」という方は、以下の優良オリパサイトをチェックしてみるのがおすすめです。
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今売るべき?寝かせるべき?判断基準を解説
「結局、今持っているカードはどうすればいいの?」——この問いに対する答えは、あなたの状況によって異なります。判断基準を整理しましょう。
プレイヤー向けカードは価格安定、コレクター向けは底値圏
まず、カードの種類によって価格動向が異なることを理解しましょう。
価格が安定しているカード
- プライムキャッチャー
- 大地の器
- なかよしポフィン
- ロトムV
これらはプレイヤーがデッキに入れるカード。大会で使用されるため実需があり、コレクター向けカードほど暴落していません。
底値圏にあるカード
- 女の子サポートカードのSR/SAR
- 絶版パックの高レアリティカード
- コレクター需要だけで高騰していたカード
これらは今が最も安い水準にある可能性があります。買いたかったカードがあれば、今が入手のチャンスとも言えます。
長期保有のリスクと対策
カードを寝かせる場合、リスクと対策を理解しておく必要があります。
劣化リスク
日本は湿度や温度の変化が激しく、カードが変色したりヨレたりする可能性があります。
→ 対策:スリーブ+ローダーで保管、湿度管理(除湿剤の使用)、直射日光を避ける
災害リスク
地震や水害でカードが損傷・紛失するリスクがあります。
→ 対策:防水ケースでの保管、複数箇所への分散保管
盗難リスク
高額カードを狙った窃盗事件も報告されています。
→ 対策:SNSでコレクションを公開しない、防犯対策の強化
偽物リスク(購入時)
これからカードを買う場合、偽物をつかまされるリスクがあります。
→ 対策:法人運営で古物商許可番号が確認できるショップで購入、個人売買は避ける
2026年30周年まで寝かせるメリット
2026年10月の30周年までカードを保有するメリットは以下の通りです。
- 底値圏で仕込み、30周年の盛り上がりで価格上昇を期待できる
- 記念イベント・記念パック発売でポケカ全体の注目度が上がる
- 新規参入者が増えれば、カード需要も増加する可能性
一方、すぐに現金化したい場合は、信頼できる法人運営のショップで査定を依頼しましょう。底値圏とはいえ、価格がゼロになるわけではありません。
実際に当サイトの運営者もカードを長期保管していますが、湿度対策を怠って1枚ヨレさせてしまった経験があります。数千円の保管用品をケチって数万円の損失を出すのは本末転倒です。寝かせると決めたなら、保管環境への投資は必須だと痛感しました。
判断の目安
- 今すぐ現金が必要か? → YES:信頼できるショップで売却
- 2026年まで待てるか? → YES:寝かせる(保管対策を忘れずに)
- 偽物リスクを避けたいか? → 法人運営ショップで売買
よくある質問(FAQ)
まとめ|ポケカバブル崩壊後の今こそ冷静な判断を
ポケカバブルは2023年6月をピークに崩壊しました。その原因は以下の5つです。
- 再販・生産量増加による希少性の低下
- 投資家・転売ヤーの撤退で市場に大量のカードが流通
- PSA偽造・再シュリンク詐欺による信頼低下
- 詐欺・窃盗の多発で新規参入者が減少
- 他トレカへの関心移動で資金が流出
暴落幅は女の子サポートカードを中心に甚大で、がんばリーリエは約1,000万円もの下落を記録しました。
しかし、ポケカブームは終わっていません。プレイヤー人口は増加しており、ゲームとしての人気は健在です。投資資産としての価値が下がっただけであり、2026年の30周年を機に再び盛り上がる可能性は十分にあります。
今の判断基準
- 急ぎの現金化が必要 → 信頼できるショップで売却
- 2026年まで待てる → 寝かせる(保管対策を万全に)
- これから買いたい → 底値圏の今がチャンス、ただし偽物に注意
バブル崩壊後の今だからこそ、冷静な判断が求められます。焦って損切りするのではなく、30周年という節目を意識しながら、ご自身の状況に合った選択をしてください。





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