コライドンexの真価は、後攻1ターン目に「あえて番を終わらせる」ことにあります。もしあなたが「攻撃できないからディノクライを使わない」という選択をしているなら、勝機の9割を捨てているのと同じです。
この記事では、多くの初心者が陥りがちな「負けパターン」を脱却し、最短2ターンで相手を倒し切る「速攻勝利の方程式」を公開します。
予算別の改造リストを見ながら、あなたのデッキを「勝てる相棒」へと進化させましょう。
コライドンexのデッキについてQ&Aで先に答える
コライドンexのスタートデッキを買ったものの、友人のガチデッキに勝てず「このまま改造して本当に強くなるのか」と不安を感じていませんか。実はコライドンexは、わずか数百円の改造と、後攻1ターン目に特化した回し方を覚えるだけで、環境トップクラスの相手とも対等に戦えるポテンシャルを秘めています。
例えば、ジムバトルで「リザードンex」や「サーナイトex」に一方的に負けてしまうのは、構築の軸がブレているからです。高額カードを買い漁る前に、まずはデッキから「勝ち筋に不要なカード」を抜く作業から始めましょう。
あなたが抱えているであろう3つの疑問に、まずは結論から答えます。ここを読むだけで、コライドンexを使う解像度が一段上がります。
ディノクライを使うと番が終わるのが使いにくい
結論から言えば、「後攻1ターン目」に使えばデメリットはありません。むしろ1ターン目に「ディノクライ」を使って番を終えるためにデッキを構築します。
中盤以降に使うと相手に攻撃のチャンスを与えてしまいますが、1ターン目ならリスクは最小限です。「番が終わる」のではなく「最強のエネ加速をしてターンを渡すワザ」だと捉え直しましょう。
したがって、ジャンケンで勝っても負けても「後攻」を選択するのがこのデッキの絶対ルールです。
ぶっちゃけ、いくらかければ環境で戦えますか?
まずは「+500円」程度の改造で、デッキの回転率は劇的に変わります。スタートデッキの余分な進化ラインを抜き、汎用性の高いトレーナーズを入れるだけです。
友達と遊ぶレベルならこれで十分ですが、ショップ大会で優勝を狙うなら、そこからさらに「+2,000円」程度でサブアタッカーを揃え、最終的にACE SPEC(約3,000円〜)を投入するのが理想的なステップアップです。
いきなり全額投資する必要はありません。まずは500円から始めて、勝てる楽しさを体感してください。
リザードンexに勝てますか?
不利な対面ですが、早期決着を狙う「速攻」プランなら十分に勝機はあります。
相手が「ヒトカゲ」や「リザード」のうちにサイドを取り進め、進化して高HPになったリザードンexが出てくる前にゲームの主導権を握るのが唯一の勝ち筋です。
まともに殴り合うのではなく、「進化される前に倒す」というスピード勝負に持ち込みましょう。
コライドンexデッキの「強み」と「弱点」を理解しよう
このデッキの最大の強みは、たねポケモン主体の「圧倒的なスピード」と「HP230の高耐久」にあります。その反面、特性「ディノクライ」の使用タイミングを間違えると即敗北につながる脆さも併せ持っています。
手札事故でエネルギーが貼れず、棒立ちでターンを返してしまうのが初心者の負けパターンです。しかし、正しく組めば1ターン目からエネルギーを2枚加速し、2ターン目には200ダメージ以上のワザを放つことができます。
ここでは、諸刃の剣である特性と、明確な弱点への対処法を整理します。
特性「ディノクライ」は諸刃の剣?使うべきタイミング
特性「ディノクライ」は、トラッシュから闘エネルギーを2枚まで選び、闘タイプのたねポケモンにつける強力な効果ですが、使った瞬間に自分の番が終わります。
この特性を使うべきタイミングは、原則として「後攻1ターン目のみ」です。例外として、盤面のエネルギーが枯渇し、次のターンに攻撃できなければ負けるという土壇場の状況でのみ、中盤以降の使用を検討します。
ディノクライ使用判断フロー
- 今は後攻1ターン目か?
- YES → 使用推奨(最優先で使う)
- NO → 次へ
- 盤面に攻撃できるポケモンはいるか?
- YES → 使用禁止(ワザを使って攻撃する)
- NO → 次へ
- 手貼りとオーリム博士の気迫でエネは足りるか?
- YES → 使用禁止
- NO → 使用検討(ただし次の相手ターンを耐えられる場合に限る)
弱点である「超タイプ」と「火力不足」の補い方
コライドンexは「超タイプ」が弱点であり、環境トップの「サーナイトex」などは天敵です。また、ワザの最大ダメージが230のため、HP280のVSTARポケモンを一撃で倒せません。
これらを補うために、「ハバタクカミ」などの超弱点ではない古代ポケモンをサブアタッカーに採用したり、「毒」ダメージを追加して打点を底上げするギミックを取り入れます。
「一撃で倒せないなら、毒と合わせて倒す」「弱点を突かれるなら、別のポケモンを前に出す」という柔軟な思考を持ちましょう。
【予算別】スタートデッキ&ビルドセット改造ロードマップ
いきなり高額カードを買う必要はありません。まずは手持ちのスタートデッキから「不要なカード」を抜き、安くて強いカードに入れ替えるところから始めましょう。
あなたの予算に合わせて、3段階のレベルアッププランを用意しました。まずはLevel 1を実行するだけでも、デッキの動きは見違えるほど良くなります。
Level 1:まずはここから!必須トレーナーズの入れ替え(+500円)
まずはデッキの「事故率」を下げるために、ポケモンを呼ぶカードとドローサポートを増やします。スタートデッキに入っている半端な進化ラインは思い切って全て抜きましょう。
IN(入れるカード)
- ネストボール ×4(基本中の基本)
- 大地の器 ×4(エネを手札に加えつつトラッシュへ送る最重要カード)
- ナンジャモ ×2〜4(相手の手札干渉とドロー)
OUT(抜くカード)
- 1進化・2進化ポケモン(ルカリオ、ワルビアル等の進化ライン一式)
- 性能の低いグッズ(スーパーボール等)
- エネルギー数枚(15枚以上入っているなら減らす)
これらはコモン・アンコモンカードなので、カードショップのストレージコーナー(安売り箱)なら1枚30円〜50円程度で見つかります。
Level 2:古代の仲間を追加して安定感アップ(+2,000円)
次に、コライドンexをサポートする強力な「古代」ポケモンたちを採用します。これにより「古代バレット」に近い動きが可能になり、戦術の幅が広がります。
IN(入れるカード)
- ハバタクカミ ×1〜2(バトル場で相手の特性を止める)
- スナノケガワex ×1〜2(トラッシュからエネ加速できる特性持ち)
- イキリンコex ×1(最初の番に手札を全てリフレッシュできる)
解説
イキリンコexは「古代」ではありませんが、1ターン目の展開力を爆発的に高めるために必須です。ハバタクカミはスタートデッキ同士の対戦でも非常に刺さります。
Level 3:ACE SPEC投入で環境レベルへ(+α)
最後に、デッキに1枚しか入れられない強力なカード「ACE SPEC」を投入し、勝負を決める力を手に入れます。
IN(入れるカード)
- プライムキャッチャー(相手ベンチを呼び出しつつ入れ替え)
- または シークレットボックス(好きなカードをサーチ)
解説
これらは1枚3,000円〜5,000円することもありますが、その効果は絶大です。ここまで揃えれば、ジムバトルの優勝も十分に狙えるスペックになります。
【ガチ構築】コライドンex優勝デッキレシピ解説
ここからは、実際に大会で優勝実績のあるような「完成形」の構築例を紹介します。Level 3まで進んだあなたが目指すべきゴールの一つです。
デッキコード:gLn9ng-Cr455W-iNnLLN(※仮想コードです。公式作成ツール等で再現してください)
この60枚は、全てのカードが「後攻1ターン目にディノクライを成功させること」と「2ターン目から相手を倒し続けること」に特化しています。
基本型:安定重視の純・古代構築
最もオーソドックスで使いやすいのが、古代ポケモンだけで固めた構築です。サポート「オーリム博士の気迫」を4枚採用し、毎ターンエネ加速とドローを行います。
採用のポイント
- ポケモン: コライドンex、ハバタクカミ、トドロクツキex(サブ)
- グッズ: 大地の器4、探検家の先導4、ポケギア3.0
- スタジアム: ポケストップ(グッズ回収用)
この型は事故が少なく、どんな相手とも五分以上に戦える安定感が魅力です。
応用型:毒×コライドンで打点調整
「アラブルタケ」の特性「もうどくふんじん」を採用し、相手を毒状態にすることでダメージを上乗せする型です。「ブーストエナジー古代」をつけることで自分の毒は防ぎます。
打点計算プラン
- ガイアプレス(230)+ 毒(10〜30)= 240〜260
- かがやくヒスイオオニューラ(毒+20特性)を追加すれば280ラインに到達
VSTARを一撃で倒したい場合は、この毒型の構築を検討してください。
各カードの採用理由(ハバタクカミ、イキリンコex等)
なぜこれらのカードが採用されているのか、1枚1枚に明確な理由があります。
ハバタクカミ
バトル場にいるだけで相手の特性を消せます。スタート要員として優秀で、コライドンの準備ができるまでの時間稼ぎと削り役を兼任します。
イキリンコex
特性「イキリテイク」により、最初の番だけ手札を全て捨てて6枚引けます。これで「闘エネルギー」をトラッシュに送りつつ、ディノクライ用のパーツを探しに行きます。このカードなしではコライドンデッキは回りません。
負けないための立ち回り講座
どれだけ良いデッキを持っていても、使い方が間違っていれば勝てません。特にコライドンexデッキは「最初の3ターン」で勝負が決まります。
思考停止で覚えるべき「ジャンケン戦略」と、具体的な対面ごとの勝ち筋を伝授します。
先攻・後攻どっち?ジャンケン戦略
迷わず「後攻」を選んでください。相手が先攻を取ってくれたらラッキーと思いましょう。
理由
- ワザが使える: サポート「オーリム博士の気迫」が1ターン目から使えます。
- 特性が使える: 特性「ディノクライ」で盤面を完成させることができます。
先攻を取らされた場合は、ハバタクカミを前に出して相手を妨害し、2ターン目からの展開を目指します。
VS リザードンex(悪テラスタル)の勝ち方
リザードン側は「ヒトカゲ」→「リザード」→「リザードンex」と進化が必要です。この進化前の段階を徹底的に叩きます。
対策:
- 「ボスの指令」や「プライムキャッチャー」を温存せず使い、ベンチのヒトカゲを狩る。
- リザードンexが出てきたら、ワンパンは諦めて「ハバタクカミ」等で削りを入れるか、2回攻撃して倒す。
相手の場のエネルギーが整う前にサイドを4枚取り切るのが理想です。
VS サーナイトex(超タイプ)の勝ち方
弱点対面なので、コライドンexで突っ込むと即死します。
対策:
- 超弱点を持たない「ハバタクカミ」や「トドロクツキex」をメインアタッカーにする。
- 「サーナイトex」本体ではなく、進化前の「ラルトス」「キルリア」を倒して進化を止める。
- 相手の手札干渉(ナンジャモ)に備えて、山札圧縮(不要カードを抜くこと)を済ませておく。
よくある質問(FAQ)
最後に、コライドンexデッキを作る際によくある疑問をまとめました。
まとめ
コライドンexは、スタートデッキでお手軽に始められるだけでなく、改造すれば環境トップとも戦える奥深いデッキです。
明日から勝つための3ステップ
- スタートデッキから不要な進化ラインを抜く(Level 1改造)。
- ジムバトルに参加し、後攻1ターン目に「ディノクライ」を決める。
- 足りない火力をサブアタッカーで補強していく。
高額なデッキに勝つ快感は、このデッキならではのものです。まずは500円の改造から、最強の古代デッキ作りを始めてみてください。


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